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まずは骨からスタートです^^

下図は、正面&側面です。それぞれ6分割、12分割でグリッドがついています。
正面のグリッドは1つあたりのサイズの横縦比(W:H)が1:1、
側面のグリッドは4:5としてあります。ただし横の線は共通です。

頭蓋および骨格の形は、肉付け後の形ほど個体差がありません。頭部の場合、せいぜい男性より女性のほうがアゴが細いとか、側面の額からあごにかけての角度などに人種の違いがみられる程度でしょう(ちなみに今回は白人男性の頭蓋骨を参照しています)。したがってこの形を抑えておけば、最大公約数のポイントを抑えたことになるはずです。

↑頭部の構造の比較(ヒト・ネコ・イヌ・ウマ)。平面的>立体的の順に並べてみました。

人間(あと猫もそれに近いのですが)の顔はほぼのっぺりした平面であり、完成品(下図)から描こうとすると取っ掛かりのなさに躊躇してしまいがち(福笑いを前に考え込んでしまう感じ^^)で、骨から考えていったほうが取っ掛かりをつかみ易い。逆に、鼻から下が突き出しているような動物(犬など)、顔が前後に長い動物(草食系など)は、より立体的に考える必要があり、骨だけだと取っ掛かりがつかみにくい気がします。(←あくまで個人的感想)

頭蓋に各パーツ&筋肉などが装備された完成品?の状態。
グリッドは上図と同じ位置についています。

さて、在りし日の姿というか、骨の上にあるべきものが標準的に乗っかった状態が上図です。とくに右端に記した各パーツの位置を抑えると作業も進めやすいかと思います。

「はえぎわ」から上が、中途半端な長さだなーという観は否めませんが、この頭のてっぺんからアゴ先までの長さのちょうど半分のところ、つまり頭の全長の真ん中に位置しているのが、目です。まぁ、グリッドの位置や配置は、自分のやりやすい形でいろいろ変えていったらよいかと思います。

重ね合わせるとこんな感じ・・・

ちなみに女性の顔となりますと、男性に比べて次のような違いが挙げられます→「鼻と口が小さい」「顎が細い」「目と眉の間隔が広い」「骨ばっておらず、筋肉も目立たず、全体に滑らか」。←これらはあくまで一般論ですので、あまり厳密に考えなくてもいいかと思います。

最終更新日 11/11/25 

顔(人物)‐ 各パーツの位置について

顔のパーツ、目や鼻や口の位置について、ざっとみてみましょう。 

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