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画材屋さんで売っている紙の中で、最も高価な紙は水彩用の紙でしょう。 専門家向けの紙は、原料を吟味し、職人が手漉きで作るので、 A4くらいのブロックで20枚ほどが数千円になってしまいます。 しかしクオリティに偽りはなく、発色と耐久性、質感のよさは描き手を納得させ、また助けてくれるものです。

水彩紙を選ぶ上で最も大事なポイントは『重さ』です。紙の厚さのことですが、 1平方メートルあたり300グラム以上あれば問題ありません。これくらいあれば、 小さなサイズなら水張りも要りません。水彩ではつねに、 たっぷりの水を紙に吸ってもらわねばならないので、この条件が必須なのです。

以下のリストは、私が今まで使ったことのある水彩紙の覚書です。 初めて使う方の指針になれば幸いですが、あくまで個人的な感想なので、 実際には全く違う使用感を持たれることもあるでしょう。だいじなことは、 自分の技法や感性に合うかどうかですから、あまり先入観に囚われず、 いろいろ試して実験されるとよいと思います。

また、現在では店頭で見かけないものもあるかと思います。

​文中に登場する用語の意味についてはこちらをご覧ください。

 

滑らかで柔らかい、和紙を思わせる紙肌。水が乗りやすく初心者向きだが、 広い面を塗るなどの作業には向かないので小作品向き。

硬質な純白の紙。エッジがほとんど効かず、 ウォッシュが大人しいので切れ味にはやや欠ける。が、 優れた発色と紙の硬質感、紙肌のマット感が、高貴さと品の良さを発揮する。 とにかく扱い易くはないが努力には応えてくれる紙。(厚さや粗さの)バリエーションが多い。修正が最も効かない。

版画用の紙。極端に水乗りが悪く、ウォッシュもコントロールできない。 けばだちが多く、細部表現にも向かない。必ずしも水彩向きではないが、独特のキャラクターをもっている。

やや軽い作りだが初心者向きの中庸な紙。

ドット状の窪みが点在する紙肌。バリエーションによるが、 エッジは効くので細部表現には適性がある(水彩の場合)。 紙質は案外に中庸である。修正も効くほう。

水彩紙

ひとくちに「水彩紙」といっても、さまざまな種類があります。 

用語について

たいていは程度によって、トルションとかファンとかいう名前がついている。 しかしメーカーやシリーズによってバラバラで、統一された基準はない。 ふつうトルションというと粗めで、たいてい手漉きである。

紙肌の粗さ

にじみ。形状からカリフラワーと呼ばれることもある。 中途半端なウェット・イン・ウェットによって起こる現象だが、コントロールができれば立派な技法のひとつ。 滑らかな紙で起きやすい。

こういう用語はありません、私の造語です; 紙肌で、滑らかな表面のものをこう呼びます、なんとなく。

フラット

ウォッシュの外郭。

筆などで絵の具を紙の上に置いた状態。

ウォッシュ

紙が水をはじく程度。強いほどよくはじく。これが気になる場合には、 絵の具にオクスゴールを混ぜて解消させる方法もある。

サイジング

たっぷり濡らした紙を板に張り付け、テープで四辺を留め、自然に乾かす。 紙が波立たないようにするための下準備。

水張り

スケッチブック状の紙の四方を糊で固め、水張りの手間を省いたもの。品質のよくない紙だと、 時間の経過で劣化し、不正なにじみ(風邪をひくとも言う)が出てしまう場合があるので、 心配な場合はやはり水張りをしたほうが賢明。

​ブロック

 

​アヴァロン アルビレオ アルシュ ブレダン クレスター ファブリアーノ

フォントネー ハーネミューレ ケナフ モンヴァル セヌリエ

ストラスモア ウォーターフォード ワトソン ワーグマン ワットマン

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