~PR~

© 2000-2017 by Sumiko Yoshida. Proudly created with Wix.com

当サイトの内容(画像・テキスト)は クリエイティブ・コモンズ 表示2.1 日本ライセンスの下に提供されています

鉛筆画をPCで着彩@GIMP

お手軽な鉛筆画をフリーソフトで着彩しちゃいましょうという、なんともお手軽なお話。

お絵かきソフトは、レイヤーが使えるものならたいてい似たようなことが出来ると思うのですが、ここではGIMPを使いました。

とはいえ、マウスでお絵かきも出来ないし、PCらしい効果や使い方はあまりしていません; ざっくりいうと、ひたすらレイヤーを重ねていくだけです。

1

紙はクロッキーとかでいいのでお手軽♪

ここではわりと整理された絵を使っていますが、目的によっては、もっと粗く描いた素描風でも、面を塗りつぶしたものでも、何でもアリかと。要はこのあとPCでいかに処理(修正?)するかですから。

ということでこれをスキャンします。

2

インクで描いたようなコントラストにするときは、色調整で「自動」系の処理をかけるのが簡単。

ここでは色→自動調整→ホワイトバランスを使った後、さらに細部をすっきりさせるため弱いぼかしやレイヤーも使っています。

もっとニュアンス重視の線画にしたいときは、フォトショ(エレメンツ。これもプリンタのバンドルでした;)のフィルタ「カットアウト」「ドライブラシ」「ノート用紙」あたりを使うのが好きです。たとえばこんな感じに。。

さて、スキャンした画像にはたいていゴミが写りこんでいるので、消しゴムやブラシでのお掃除は必須。あと、色→脱色の処理もけっこうすっきりします。

 

3

色塗りの前に、02 の線画レイヤーに少々手を加えます。まず色域を選択で白い部分を選択。この状態でデリートキーを押す(選択領域を削除する)と、線画のみの透過画像が出来ます。こんな感じに→(あっ、ちょっと色を変えてみました;) 

要は、下が透けて見えていればいいので、レイヤーのモードを乗算あたりにすれば同じ結果だったりするのですが、白い部分はこのさきレイヤーを重ねていく際に何かと邪魔になるので、できるだけ消しておきます。


そして、このレイヤーの下層に色レイヤーを置くことになります。

色は、それ用のレイヤーを作って、ブラシや領域選択(ファジーや色域)で塗っていきます。レイヤー選択を間違えていることに気づかないまま、02 の線画レイヤーに塗り塗りしてしまわないよう気をつけて;;(最近のソフトはヒストリー機能がちゃんとしてるので大丈夫かな^^)

色塗りでは、ブラシとスポイトを頻繁に使うのですが、GIMPではこの2つのショートカットがキーボード上で隣り合っている(PとO)のがひじょうに助かります^^。

たいていの場合そうですが、ここでは線画レイヤーも色レイヤーも透過状態(アルファチャンネルがある状態)、モードは標準。

4

影も、それ用のレイヤーを作ってあげます。1枚のレイヤーで色や濃度を変えて塗るより、2~3枚作って調整したほうが楽。モードは乗算、色は適当なグレーです。

ハイライトにももちろんレイヤーを用意。こちらは淡いイエローで塗って、モードはオーバーレイにしました。

そして「背景」レイヤーも作成。これは塗りつぶし一発で出来上がります^^

影とハイライトは透明色の状態です。これを標準モード、すなわち不透明色の状態の「色レイヤー」より下層に置いてしまっては意味がありません;(隠れてしまいます!)

背景は、全域を単色で塗りつぶしただけの不透明レイヤーですから、これをいちばん下層に置きます。この「背景レイヤー」はアルファチャンネルがなくてもかまわないレイヤーです。

階層の順番としてはこんな感じ↓

5

必要な色が塗り終わったので、こんどは、演出効果を加えてさらに調整していきたいところです。なにしろ背景は単色塗りつぶし一発だけの状態ですから。

そこで、画面全体の陰影をつける目的で、以下の素材をレイヤーとして加えました。いずれも水彩で描いたものを取り込んだ画像です。 

こちらを焼き込みモードで。

こちらは不透明度を約50%にして除算モード。白い部分は 03 の要領で

削除してあります

それから、線画レイヤーのモードを標準から乗算に変更し、さらに色を強めました。(じゃあなんで 02 でわざわざ色を変えたんだっていう。。)

6

足もとのお花をもう少し目立たせようということで、ここにも専用レイヤーを作ってあげることに。要はなんとなく光が落ちている感じにしたいわけですが。。。

そこで。

GIMPのブラシ機能はいろいろ遊べます。面白いなぁと思うのが揺らぎと不規則変化。

普通の丸いブラシで、

←の設定で描画すると

​・・・

 

こんな感じに描けます→

←今回の場合は、消しゴムも併用しましたが、こんな感じになりました

色はイエロー系です。レイヤーのモードは色と粒状結合(2枚用意しました)です。 

※gimp2.8以降では、ツールオプション内の動的特性で"Dynamics Random"を選び、散布にチェックを入れる(量はお好みで)と、同等の効果が得られます。

7

もういっちょコントラストをあげたくて作ってみたのが、こちら。

 

不穏な感じ?のフレームに加え、茶色っぽい背景レイヤーを焼き込みかなにか(編集用ファイルを破棄してしまったのでさだかではない;)にして、上に重ねたものです。

 

ここまでするなら最初からもっと強い色で塗っとけ。。。という話なのですが。まぁ、全体に均一な色やテクスチャのレイヤーをかけることで得られる、画面全体のまとまり、色の自然なバランスは、なかなか便利なものなのです。レイヤーのモードを変えたときに起こる劇的な変化にはしばしば感動させられるほどです^^

This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now